2016-03-22から1日間の記事一覧

『国際金融の理論』 クルーグマン

前に読んだけど書くの忘れてた。 第一部:為替レートと国際収支 第二部:投機と為替レート 第三部:債務危機とその影響 第四部:国際金融システム 理論中心でかなり難しかった。数式はあるけどそこまで複雑なものはないと思う。

マンキュー経済学 ミクロ編 ‐11‐

-公共財と共有資源- この章では市場価格がない財に発生する問題を検討する。ある財に価格がついていないとき、民間市場でその財の適切な量の生産と消費がなされるという保証はない。その場合、政府の政策は潜在的には市場の失敗を改善し、経済的福祉を増や…

『空と無我』 定方晟

仏教の「無我」の教えをナーガールジュナの「空」を通って解説してくれている本。基本的に平易な文章であるし、要所々々で分かりやすい例えを用いて、仏教の複雑な概念を説明してくれるので、頭にすんなり入ってくる。 思想的にも時系列に沿って順に解説して…

『犯罪の現象学』 白井駿

刑法学をフッサールの現象学の立場から論じた本。法学も現象学も初心者だったのでかなり難解であった。これをニューアカと呼ぶのであろうか…。 ただ本書の主張は「この世の中には犯罪はないということで、あるのは、犯罪を見る人が「犯罪がある」と思う心の…