"CONSCIOUSNESS: A Very Short Introduction" Susan Blackmore
イギリスの作家のスーザン・ブラックモアの「意識」に関する入門書。宮崎哲弥の『自分の時代の終わり』で彼女のことが紹介されていて、仏教と英語の勉強をかねて読んだ。
この本の結論はきっと、「人間の意識が連続したひとつのものって考えは幻想なんじゃないの。私たちが意識があるって感じるのは、”私たちには意識がある”って意識したときだけ。それ以外のときは意識と無意識の間には違いがないのよ!」ってことかなあ…たぶん…
仏教に関する記述でいえば、ほぼ全ての宗教では「自我」の存在を肯定するんだけど、仏教のみがその存在を否定するってのがありました。