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マンキュー経済学 マクロ編 -6-

・生計費の測定

 

CPI(消費者物価指数)は消費者が購入する財・サービスの総合的な費用の尺度である。消費者物価指数の測定方法は以下の通り。

 

1.財の組み合わせ(バスケット)を固定する

2.各財の核燃における価格を見つける

3.各年の財のバスケットの費用を計算する

4.ある年を基準とし、各年の消費者物価指数を計算する

5.消費者物価指数を用いて前年からのインフレ率を計算する

 

生産者物価指数は企業が購入する財の価格を同じような手法で測定したものであり、消費者物価指数の予測に有用である。

 

 

消費者物価指数の問題点

 

代替バイアス・・・消費者は価格の変動に反応し、固定されたバスケットの財の購入量を変化させる場合がある。

 

新しい財の導入・・・新しい財が導入されると消費者に選択肢が増えるので、バスケットの中身が正しく消費者の購入財を反映していない場合がある。

 

測定されない品質の変化・・・質の低下が起き、価格がそのままであれば、消費者にとっては貨幣の価値が変動するが、消費者物価指数はこれを考慮できない。

 

 

・GDPデフレーターと消費者物価指数の違い

 

①GDPデフレーターはすべての財の価格から測定するが、消費者物価指数はそうではない。

 

消費者物価指数はバスケットの中身を固定するが、GDPデフレーターはその期に生産された財より測定するので、違いが生じる。

 

・指標を用いた経済変数の補正

 

1931年において8万ドルを稼いでいたベーブルースは、現在の基準ではどれほどの金持ちだったのだろうか。物価指数は1931年には15.2であり、2001年では177であった。これらを用いて計算すると、

 

80000×(177/15.2)=931579ドル

 

だけベーブルースは稼いでいたことが分かる。

 

多くの企業では、物価の変動に合わせて賃金が自動的に変動するような契約を行っている。

 

銀行が支払う利子率のことを名目利子率といい、インフレ率を補正したものを実質利子率という。

 

実質利子率=名目利子率-インフレ率