『テキストブック 金融入門』 ③貨幣と金融取引

1.貨幣の過不足と金融

・貨幣には「価値尺度機能」と「価値保存機能」がある。

・自分がもっている資産を売却して、不足する貨幣を調達する方法を自己金融という。

・他の経済主体から貨幣を借りる資金調達を消費者金融という。

・貨幣の貸借による金融を外部金融という。

・一国の経済取引にかかわる経済主体は、個人、法人企業、政府、外国部門に分けられる。

・保有している金融資産から負債を差し引いた金額を純金融資産という。

・借金の返済は貯蓄である。

・企業の支出=原材料費+給料+その他の経常支出+支払利子+支払配当+投資

・企業の貯蓄=減価償却費+内部留保

・収入と支出の差は貯蓄と投資の差に等しい。

・貯蓄と金融資産の減少によって投資資金を調達することを内部金融、負債の増加と株式の発行による資金調達を外部金融という。

・経常収支=対外収入ー対外支出

・経常収支が黒字の国は海外に資金を貸し付けたり、投資をしたりする。これを資本の流出という。

 

A1.3300万

A2.100万

A3.50億

A4.20億

A5.10兆円の不足。日本は10兆円の貯蓄超過。

A6.

①高齢者の増加

②投資が抑制されているため。

社会保険料の増加。公共投資の増加。

④日本は経常黒字が続いている。第二次石油危機いにょって、原油価格が高騰したから。