情報の基礎理論

・情報量を表す接頭語

k(10^3)→M(10^6)→G(10^9)→T(10^12)

(キミガタイセツ)

 

・時間を表す接頭語

m(10^-3)→µ(10^-6)→n(10^-9)→p(10^-12)

(ミッキーナノ?ピ)

 

・10進数→N進数

(整数部)Nで割って下から余りを並べる

(小数部)Nでかけて順に整数部を並べる

 

・補数表現

1の補数→ビットを反転させる

2の補数→1の補数に1を加える

 

・固定小数点表示(2の補数表現)のnビットの表現範囲

ー2^(n-1)~2^(n-1)-1

 

・シフト演算

①論理シフト・・・符号を考慮しない掛け算と割り算

あふれたビットは捨て、空いたビットには0が入る

②算術左シフト・・・符号を考慮する掛け算

符号ビットはそのままで、あふれたビットは捨て、空いたビットには0が入る

算術右シフト・・・符号を考慮する割り算

符号ビットはそのままで、あふれたビットは捨て、空いたビットには符号と同じビットが入る

 

論理回路

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『国際金融の理論』 クルーグマン

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前に読んだけど書くの忘れてた。

 

第一部:為替レートと国際収支

第二部:投機と為替レート

第三部:債務危機とその影響

第四部:国際金融システム

 

理論中心でかなり難しかった。数式はあるけどそこまで複雑なものはないと思う。

マンキュー経済学 ミクロ編 ‐11‐

公共財と共有資源-

 

この章では市場価格がない財に発生する問題を検討する。ある財に価格がついていないとき、民間市場でその財の適切な量の生産と消費がなされるという保証はない。その場合、政府の政策は潜在的には市場の失敗を改善し、経済的福祉を増やす効果を持つ。

 

①さまざまな種類の財

「排除可能性」と「競合」の観点から財を四つに分けることができる。

1.私的財(排除可能、競合あり)

2.自然独占(排除可能、競合なし)

3.共有財(排除不可能、競合あり)

4.公共財(排除不可能、競合なし)

ここでは共有財と公共財に着目する。これはどちらも価値のあるものに価格がつけられないために外部性が生じる。

 

公共財

フリーライダー問題

フリーライダーとは、ある財から便益を得るが、それに対する支払いを避ける人のことである。ある財が外部性の便益を与えてしまうのであれば、供給者はその分の代金を集めることが困難になってしまう。

 

・費用-便益分析の難しさ

私的財では価格が買い手にとっての財の価値を表すのに対し、公共財の担い手(政府)がその公共財に対する価値を把握することは難しい。

 

③共有資源

共有地の悲劇

共有地の悲劇は外部性のために生じる。ある家庭の羊が共有地で草を食べると、他の家庭が利用できる土地の質は低下する。人々はどれだけの羊を所有するかを決めるときに、この負の外部性を無視するので、結果として羊の数は過剰になる。

 

④結論

これらの問題は財に対する所有権が確立していないことが原因で生じる。その場合には政府はこの市場をうまく機能させる能力を持つ。

『空と無我』 定方晟

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仏教の「無我」の教えをナーガールジュナの「空」を通って解説してくれている本。基本的に平易な文章であるし、要所々々で分かりやすい例えを用いて、仏教の複雑な概念を説明してくれるので、頭にすんなり入ってくる。

 

思想的にも時系列に沿って順に解説してあるので、「なぜそういった思想が出てきたか」という点も理解することができる。

 

個人的には、仏教の教えを言葉で語ることの難しさ、真理のギリギリまで私たちを運んでくれる道具としての言葉という考え方を学べました。

 

 

『犯罪の現象学』 白井駿

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刑法学をフッサール現象学の立場から論じた本。法学も現象学も初心者だったのでかなり難解であった。これをニューアカと呼ぶのであろうか…。

 

ただ本書の主張は「この世の中には犯罪はないということで、あるのは、犯罪を見る人が「犯罪がある」と思う心の中にあるということ」(p399)だと思うし、それ自体はそこまで難解ではなくて、ここに仏教の「縁起」や「空」をみてとるというのも分かる気がします。

 

何年後かに再チャレンジしたい本。